SOPHIA’S STAR SES事業部T.Kくん

こんにちは!広報部です。

常日頃、いろいろな視点からソフィアのことをご紹介していますが、

ひときわ輝く「スタープレイヤー」をもっとご紹介したい…

ということで、突然始まったこの企画。

今回はIT業界未経験からソフィアに入社し、社内外で活躍している

T.Kくんにインタビューしました。
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T.Kくん
ソフィア入社7年目のデータエンジニア。
社内ではSES事業部のマネージャーを担当。
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——ソフィア入社前は何をしていましたか?

ソフィアが1社目。理学数学科出身で、教員免許を持っています。

——ソフィア入社の決め手を教えてください。

エンジニアっぽい資格もなく、情報系の大学を出たわけでもなかったから…。

学生時代にC#とかをやってはいたんだけど、あくまで漸化式を解くための

プログラムをちょっと動かすとかそういうレベル。プログラミングみたいなことは

ほぼやってないんだよね。Excelが使えるくらい。だから「未経験でもやれる」

みたいなところが当時は理由として大きかったかな。

当時はSESという働き方を完全に理解していたわけじゃないけど、

「現場に出る」というところで、転職しなくても作業環境を変えられるっていうのは

理解していて。いろんな経験を積めるかなっていうのも大きかった。

——現場での業種について教えてください。

業種はデータエンジニア。最近は旧環境から新環境への移行のための

開発、保守・運用、データ移管業務とかをやっている。

——最初の現場について教えてください。

最初の現場は計装エンジニアとして、工場とかの

自動制御システムの構築をやっていた。

入る時はExcel使えればいいですって言われてね。笑

でも、計装の知識がないといけなくて、18巻くらいある六法全書みたいな

とんでもないテキストを昼メシ食いながらずっと見てた。

ミスすると事故起こっちゃうんだよ。

何度以上になったら海水を入れ込むとか、アラートを出すとか、そういうの。

 

 

——未経験でもいきなりそういう現場に行くんですね。

うん、だってそんな要項じゃなかったから。笑

現場次第だし、運もあるけどね。

その次からはずっとデータエンジニア、というかデータに携わる

プログラマみたいな感じ。エンジニアは直接お客さんとやりとりして要件定義とか

設計書書いたりするけど、設計書があってそれにそって改修したり

SQLを構築していくみたいな業務。

最初3ヶ月くらいは保守をやっていたけど、そこから

今の現場に来るまではずっと移管系だね。

——今の現場について教えてください。

もともとはKPI、KGIをつくるために目標と実績がどうなっているかを定期的に

モニタリングしてどういう推移になっているのかとか、意志決定するための材料、

マートをつくってほしいという内容だった。そこから半年くらいでマートを

つくる一個手前のDWH(データウェアハウス)を構築するチームに移動した。

移動後はマート作成や運用保守、QAとか障害対応などの業務をしつつ、

AWS RedshiftからAzure Databricksへの移管業務もやっている。

 

 

——今までで一番楽しかった、印象に残った、大変だったことなど

記憶に残っていることを教えてください。

一番大変だったのは、最初の現場がしんどかったことだね。

何が大変だったかわからないくらい大変だった。

なんでこんな苦しいんだろうって思ってたよ。初めの内ってそもそも選択肢が

少ないのよ。これってバッチファイルでこうやったらもっと早くなるんじゃない

かとか、VBA使ったらもっと早くできるんじゃないかとか…

そういうのが思いつかないんだよ。忙しいから思考停止しちゃう、

とりあえずやっちゃおうみたいな。よくよく考えたらさ、結局一年くらいは

その現場にいるわけだから、そんなこと絶対ないわけよ。どこかで1回

踏みとどまって考えりゃ良かったのに。最初の頃、忙しさにかまけて考えることを

放棄した結果、なんかいつまでも忙しさが抜けない…っていうのは絶対あった。

最初ってドメイン知識もつけなきゃいけないし、技術的な、

エンジニアリングスキルもつけなきゃいけないし。

人間関係も構築しなきゃいけないじゃん。やることがいっぱいあるんだよね。

そこに+‪αして動かす力が、最初の頃はない。難しいんだよ、とんでもなく。

で、結果、思考停止するんだよね。手を動かせばとりあえず終わるわけじゃん。

でも気がつくと残業してるんだよ。‬‬‬…っていうことに気がついて、途中からはやめよう、

ちゃんと考えようって。意外と選択肢があるんじゃないか、って考える

くせをつけるのは大事かなと思う。今の現場はSQLができればいいんだけど、

それだけじゃなくて、バッチやシェルを使う以上は、選択肢を増やすのに、

色んなことができる、実際に実装できるかじゃなくてできるっていうことを

知っておくことが大事だと思っていて。その思考を放棄しないようにしているから、

その辺は楽しい。技術がついて思考的な余裕が出てくるとまあおもしろいよね。

——仕事で一番大事にしていることを教えてください。

一番大事にしていることは「ホスピタリティ」だね。

チームに対してきた用件とかは絶対にいの一番で見てやろうってのはある。

現場の育成とかも、結局回り回って自分が苦しくなるから必要以上に面倒

見てあげよう、チャットのやり取りとかも基本的には速攻で返してあげたり

しようみたいな意識はある。まあどうしてもね、返せない時もあるけど。

返せないなら返せないなりに一旦一次回答だけして、「こういう理由で返せない

からちょっと待ってください」みたいなやりとりは絶対するみたいにするようにしてるね。

——今後の目標について教えてください。

当初は大きいくくりで「エンジニア」っていうものになりたいなっていうのがあって。

最初は「計装エンジニア」っぽいことをしていたけど、やっぱりデータベース触りたい、

データエンジニアで食って行けるようになりたいなっていうのがあって、

それが若干叶いつつある。だけど、今ってデータエンジニアとしては半分くらいで。

データベースの構築だったり、作っていくインフラ側の知識が全然ないから

身につけられるようにしていこうかなあというのが、技術的な部分の課題としてある。

小さいもの、商用じゃない個別のものを作ったりするのはできるけど、やっぱり

セキュリティ面とかコスト面とか、そういうのを考えながらものを作るってことは

個人ではできない。これを実務経験として身につけようとするなら大きい企業に

行ってやるしかないんだけど、そこまでやらなくても知識として組もうと思えば

組めるみたいなレベルまでは行きたいなと思って勉強しています。
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ソフィア社内では後輩社員の面談練習や相談にも付き合ってくれるとても

面倒見の良い先輩なのですが、ご本人についてのお話を聞くのは初めて。

思わずメモする手を止めて聞き入ってしまいました。

選択肢を多く持ち、常に最適解を考え続けること。現状に甘んじず、学び続けること。

どんな環境でも大事なことですが、改めて意識する機会となりました。

ソフィアには他にも様々な経歴、働き方をしている社員がいます。

今後も不定期でお届けしたいと思います。

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