終わりとはじまり

こんにちは!お久しぶりのSOです。

 

時が進むのは早いもので、12月に入社して半年が経ちました。

初めての業界・初めての一人暮らしに戸惑うことも多くありましたが、

おかげさまで今月から正社員に昇格しました!

 

正社員昇格が決まったことも含め、5月末から6月にかけての3週間は

身の回りで大きな変化やイベントが立て続けに発生した期間でした。

 

中でも大きな比重を占めていたのは、学生時代から

追い続けている「推し」のラストライブです。

彼女たちはアニメシリーズ発のユニットで、放送が終了してからも

8年以上単独ライブを続けてくれていました。

デビュー当時は中学生だったメンバーも、いまや素敵な大人の女性に。

シリーズ自体は40年以上の歴史があるのですが、

始まりから終わりまで見届けたのは今作が初めてでした。

 

チケットは抽選制だったので1公演だけでも観に行けたら良いなと

思っていたのですが、気づけばなんと全6公演中5公演に足を運ぶことに。

遠征費やグッズ代を含めると中々の出費になるのと、普段そこまで予定を

詰めることがないので果たして体力がもつのか不安もありましたが、

「これが最後」を免罪符に行くことにしました笑

 

 

結果は、そうして正解でした。蓋を開けてみると持ち歌のほとんど全て(40曲以上!!)を

6公演で披露するという今までに例を見ないとんでもないセットリストで、

一度しか歌わない日替わり曲もあったため、今日は何を歌うのだろうという

期待感をキープしたまま最終日まで見届けることができました。

最後まで全力で歌いきった彼女たちの姿は本当にキラキラしていて、

どこかさっぱりした表情で。

 

これで終わりだと思うと切なくなってしまい、途中から

ただただ流れ落ちていく涙を止められずにいました。

その後数日は涙腺の制御が利かず、

突然路上や電車内で泣き出す危ないヤツと化しました。

 

“はじまり、それはいつも何かの終わりと背中合わせ。”

推しが最終日に歌ったフレーズのひとつです。

8年も経つと、ライフスタイルや考え方、大切に思うものは大きく変化するものです。

そんな中で今まで一人も欠けずここまで演じ続けてきたことは、

本当に驚くべき偉業だと思います。お別れは寂しいけれど、

きっと彼女たちにとって大切な存在だったからこそあえて

今回のラストライブで作品やファンにさよならを伝えてくれたのでしょう。

 

 

この3週間、良いことばかりではありませんでした。

旧友が突然命を落としたり、毎週心の支えにしていた占いが終わってしまったり。

ずっとあると思っていたものや自分をかたちづくったものが

去っていくやるせなさや心細さ、後悔に何度も沈みそうになりました。

それでも、最後まで全力で駆け抜け新たな旅立ちを決めた

推したちの意地と覚悟を目の当たりにしたおかげで、気力を保てたように思います。

彼女たちの未来が輝かしいものであることを願っています。

 

激動の3週間が終わり、日常が戻ってきました。

しかし、わたしにもソフィアにも新しい「はじまり」の兆しが。

まだまだ休むことはできないようです。

何があるかはまだ内緒ですが、来月から気持ちを新たにし一層頑張っていこうと思います。

 


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