こんにちは、Kです。
皆さんは自分のことを楽観的だと思いますか?それとも悲観的だと思いますか?
先月のAMM研修にて、面白いお話を聞けたので皆さんと共有したいと思います。
みなさんは下の画像を見てどう思いますか?
- まだ半分入っている
- もう半分しかない
…どうでしょうか。
これはどのように感じるかで楽観主義か悲観主義かがわかる質問です。
1だと楽観的で2だと悲観的です。
これをポジティブ、ネガティブと言い換えますね。
私は、このコップについて「もう半分しかない」と捉えました。
ポジティブだと何かミスをしても
・今回のこの件だけ上手くいかなかった
・次ミスしなければいい
・やればできる。努力が足りなかっただけ
と考えます。
ネガティブは
・きっと他もミスをする
・次もミスしたらどうしよう
・実力が足りていない、努力してもできるかな…
と考えます。
他人の失敗を見ても、「私が声をかけていれば…」「私のせいで怒られている…」
と感じてしまうのです。
ネガティブは生き辛いですね笑
現代では、このネガティブ思想が原因で心を病んでしまう人がたくさんいるわけですが、
人間の祖先がまだ猿くらいだった時代には、ネガティブな捉え方をする個体の方が
高い生存率だったといいます。
それはあらゆる事柄に対してリスクヘッジを行い、パターン1がダメだった場合の
パターン2、パターン3を準備していたからです。
この時代「なんとかなるだろう」と考えていたポジティブな個体は、
なんとかなると思いながら歩き回り、なんとかなると思いながら天敵の縄張りに侵入し、
なんとかなると思いながら捕食される個体が多かったとする研究もあります。
あらゆる場合を想定して生き残った個体のDNAを受け継いでいるわけですから、
人間の本能としてネガティブ思想が残っているんですね。
でも現代って一度のミスで捕食される(見限られたり死んでしまったり)って
そうそうありません。
だからトライアンドエラーを繰り返し、ちっちゃいことは気にしない ゆってぃ みたいな
ポジティブ人間がより活躍できるというわけです。
とはいえ、ネガティブ思考を色濃く受け継いでいる人間も
悪いことばかりではないとも思います。
先ほどはコップを例にしましたが、これを時間に置き換えてみましょう。
7:30に家を出発するとします。
現在は7:04です。
あなたはどのように捉えますか?
- あと30分ある
- あと25分ある
- あと20分ある
…どうでしょうか。
ネガティブな私は普段から3のように捉えます。
遅刻したらどうしよう、電車が遅れていたらどうしよう
という悲観的な考えが潜在意識にあるので、「5分前行動の5分前行動」をしたりします。
社会人としてお仕事をするうえでは、時間は厳守しなければならないものだと思っています。
常に時間のことを念頭に置いているネガティブ人間は、遅刻のリスクが低いと言えます。
こう考えてみると、意外とネガティブ思想も捨てたものではないと思えませんか?笑
ただ、あまりにネガティブ過ぎると、
余計な事まで気にしてしまい心を病んでしまいます。
ネガティブもポジティブも、それぞれの良いとこ取りができれば、
より人生が豊かになるのかなと思う今日この頃です。